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あなたは「お金」と聞いて、どのようなことを思い浮かべますか?
「会社に勤めて給料としてもらうもの」「貯金が大事」
「節約」など、様々な意見が出てきそうです。
実は、日本人は世界的に見ても「お金に関する教育」
レベルが低いことが金融広報委員会の調査で分かっています。
将来、自分の子どもが「破産」しない、お金に困らないためにも、
お金や社会の仕組みを知って、幸せな人生が送れるようになっていきましょう。
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目次
<STEP①:大人(自分)が「お金の本質」を知ること>
先述の通り、日本人のお金の知識に他国に比べて、
極めて低いものとなっています。
米国では金融教育を学校で受けた人の割合 21% 。日本は7%
米国では金融知識に自信がある人の割合 76% 。日本は12%
(出典:金融広報中央委員会の「金融リテラシー調査2019年」より)
2022年4月から、高校では「お金」に関する教育が必修化されましたが、
日本全体でみたらお金の知識は低いレベルです。
なので、まずはこの現状を理解し、大人(自分)が「お金」の勉強をすること。
そして、それを我が子に教えること。
それが、将来自分の子どもを「破産」させない最初のステップですね。
<STEP②:お金の3つの役割について>
それでは、「お金」について学んでいきましょう。
まず、「お金」には3つの役割があります。
1つ目は誰もが知っていることです。「欲しいものと交換できる」ことです。
例えば、あなたが空腹の時、牛丼を食べたいと思ったら、お金を払うことで牛丼を食べることができます。
2つ目に「お金はモノの価値を金額で決めること」ができます。
例えば、あなたが1,000円の牛丼を食べたら、
その牛丼は1,000円の価値があると認められたことになります。
3つ目に「価値を保存できる」ことです。
お金は魚や肉と違い、何年、何千年たってもそのままです。つまり「貯金」ができます。
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<STEP➂:投資する人のおかげで社会は発展する>
「お金」の基礎がわかったら、次は応用編で
「お金を増やす」こと、つまり「投資」について考えます。
先ほどの例でいうと、あなたが牛丼屋さんで1,000円の牛丼を食べたとします。
このあなたが行った「消費」は、牛丼屋さんの「収益」になります。
これは、「投資」でも言えることです。
「消費」と「投資」は似ているんですね。
この誰かの「投資(消費)」が誰か(会社)の「収益」になり、
それが「給与」として誰かに支払われ、またその誰かが「投資(消費)」する・・・
この循環で経済(社会)は発展していく、これがお金と社会の仕組みです。
<STEP④:資産運用について学ぶ>
先ほど、「消費と投資は似ている」と説明しましたが、厳密には違います。
「消費」はお金を支払う代わりに財やサービスを得ることですから、
消費者の手元にはお金が残りません(代わりに財やサービスの恩恵が残ります)。
一方で「投資」は、あなたが投資した投資先の利益が大きくなったら、
あなたに投資した額よりも多いお金が戻ってきます。
この自分のお金を増やしていくことを「資産運用」とも言います。
また、投資をするうえで気を付けなければいけない点があります。
1つ目は、「投資は資産の20%以内で行うこと」です。
投資をしたことで、普段の生活が困窮してしまったら、元も子もないですよね。
2つ目は、「投資を分散させる」ということです。
例えば、あなたが1つの会社に投資をしたとします。ところが、
もしその会社が倒産してしまったら、投資したお金はすべて無くなってしまいます。
一方で、複数の会社に投資をしていた場合、そのうちの1つが倒産してしまっても、
ダメージを最小限に留めたり、他に投資している分で損失分を補ったりできます。
<STEP⑤:「分散投資」について学ぶ>
投資を分散することは危険を回避すると同時に
利益の最大化を図ることもできます。
投資の種類は色々あります。例えば、
株式投資・債券投資・投資信託・不動産投資・FXなどです。
投資をする際に、株式だけ、債券だけと絞るのではなく、
両方を分けて買うようにしたり、片方の状況が芳しくなかったら、
もう片方に比重を重くするなど、リスク回避と利益の最大化を行うことができます。
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<まとめになります。>
今回は、「将来子どもが「破産」しないための5つの教え」をテーマに記事を書きました。
将来、我が子がお金に困らないためにも、
まずは自分がお金について学び、その知識を早い段階から教育すると良いでしょう。
また、投資をするうえで大切なのは「なくなっても困らないお金で投資をする」ことと、
「投資を分散させて、リスク回避と利益の最大化を行う」ことです。
「お金」について知ることで、将来苦労しない方が増えるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。