共働き夫婦の場合、
どちらかが働く場合より収入が多くなるので、
貯蓄できる金額も多くなるのが普通ですよね。
しかし共働きで収入も一定額はあるはずなのに、
貯蓄が全然増えない人達がいるのも事実です。
貯金額は多ければ多いほうが安心だと思います。
そこで今回は、
上手に貯蓄するコツなど
資産運用についてご紹介します。
前回のコラムの生命保険の究極の見直しの特徴も、
とても反響のあったコラムですので、
合わせてご覧、お楽しみください。
目次
<共働き夫婦では平均どのくらいの貯蓄額がある?>
共働き夫婦でどのくらい貯蓄があるか現状を確認して、
これから目標にすべき貯蓄額を設定しましょう。
総務省統計局によると、
共働き家庭の平均貯蓄額は29歳までで約354万円、
30~39歳までで約730万円だそうです。
これは現金だけの貯蓄ではなく、
有価証券や生命保険も入れた金額なので
あくまで目標金額の参考としておきましょう。
<夫婦で無理なく可能な貯蓄の金額を設定しよう>
夫婦に合った貯蓄の金額はいくらなのでしょうか?
自分たちが今後どういう生活をしたいかで
必要になる金額は変わるので、
将来の人生設計を夫婦で考えてみましょう。
将来使う金額がだいたい想定できたら、
貯蓄しておきたい金額もわかると思います。
<貯蓄がうまくするための方法とは>
今後いくら必要かを知るために、
まず始めに人生設計を立ててみてください。
子どもや住居のこと、
定年した後の生活のことを視野に入れて、
どれくらいお金がかかるかを調べてみましょう。
老後に必要なお金についても同じです。
老後のお金は年金以外に夫婦で
2000万円必要というニュースは話題となりました。
誰もがその金額が必要とはいえませんが、
老後に2000万円必要になるというのは、
公的年金でもらえる金額から考えても、
ごく現実的なものです。
<収入と支出を調べてわかりやすくしておこう>
将来必要な金額がある程度明確になったら、
毎月どの程度貯蓄できるかを調べてみます。
それためにまず収入と支出の現状を把握してください。
個々の収入は給与明細などで確認しましょう。
支出について具体的に分からない場合は、
試しに1カ月家計簿を付けてみてください。
そうすると、無駄遣いをしている部分が見えるかもしれません。
無駄遣いしている部分が把握できれば、
夫婦で話し合い無駄な部分を節約する努力をしましょう。
<使う貯蓄ととっておく貯蓄の2つに分別してみる>
収入と支出を把握して貯蓄が可能な金額が分かれば、
それを使う貯蓄ととっておく貯蓄の2つに分けます。
今後いくら貯めたいのかを意識して、
積極的に貯めることが大事になってきます。
そのために家計に無理のない貯蓄の金額を設定して、
給料が入ったら最初に貯蓄用口座に入れてしまい、
残りのお金で日常生活をする先取り貯蓄をするなど、
貯まる仕組みを事前につくりましょう。