こんにちは。今日のビジネスキャリアアップでは、
お金にも働いてもらうという考え方についての、
コラムをお届けしていきます。
お金を増やすことは決して簡単ではありませんが、
時間を使わずに、
お金を稼ぐ手段があることは知っていますか?
それはお金に働いてもらう方法です。
今回はその内容をご紹介させていただきます。
前回のコラムのCrazyマネーセミナーの特徴。株や不動産などの資産形成を学ぶ も、
とても反響のあったコラムですので合わせてご覧、お楽しみください。;
目次
<資産形成のリスク許容度は年齢やライフプランでも異なる>
お金を運用する際は、
自分はどこまでリスクをとれるか、
その限度の範囲内で金融商品を選ぶことが重要です。
リスク許容度は人によって異なります。
収入、支出、家族構成、年齢、現在保有する資産や負債、
その後のライフプラン、運用期間などに加え、
本人の性格でも変わります。
<老後資金準備、資産形成のリスク許容度が変わる時>
老後生活が目前に迫ってきたときや、
老後生活に入ったときは大きな転換点です。
リスクを過度に取り、
その後の原資の価値が大幅に下落すれば、
将来の生活設計に支障をきたしかねません。
定年退職後の収入は公的年金が中心で、
働くことによる収入金額は、
大幅に減少するかゼロになると考えられます。
老後生活に入ってからのリスク許容度は、
資産形成期と比較して低下するので、
リスク許容度が低下するときには、
従来の資産配分を点検し、
必要に応じて組み替える必要があります。
<資産配分を行うための基礎知識>
資産配分を行う上で知っておきたいことは、
資産のリスクとリターンの関係です。
リターンを高く見込めるということは、
その分損失が発生する可能性も高いということです。
一般的に、おもな資産のリスクとリターンは、
預貯金→債券→株式の順に大きくなりますが、
外貨建ての金融商品では為替変動のリスクが加わり、
円高局面で損失を被るケースも出てきます。
分散投資はその手法の一つで、
リスクを減らすことも大きなポイントになります。
<通貨の分散とは?>
日本円だけでなく、
米ドルやユーロなどのように、
複数の通貨を保有することにより、
為替差損のリスクを減らせます。
<投資対象の分散とは?>
国内株式、外国株式、国内債券、
外国債券などのように、
複数の投資対象に分散することです。
値動きの異なる複数の資産を保有して、
リスクを減らすことができます。
<投資時期の分散とは?>
投資信託などリスクが高い金融商品を、
定期的に定額で購入する方法です。
1口当たりの価格が低い場合は、
購入する口数が多くなる一方、
1口当たりの価格が高い場合は、
購入する口数が少なくなります。
これにより、
高値で購入するリスクを減らし、
損失を出すリスクを減らすことができます。
しかし、
これらの方法を取ったからといって、
投資収益が確実にプラスになる保証はないので、
あくまでリスクを減らす手法として、
活用する点に留意してください。
資産形成は、
現在の状況をしっかりと把握し、
適切に資産を形成し管理することが大事です。
ライフステージの変化や、
資産形成のゴールが近くなるにつれて、
リスク許容度を確認しながら、
資産配分についても見直しましょう。