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有名IT企業の奨学金を「肩代わり返済」制度を導入について

最近、奨学金返済支援が注目されているのをご存知ですか?

自分だったり、周りの友達で奨学金を利用している学生が少なからずいると思います。

 

以前、私の友人も奨学金を利用しており、

返済が大変と言っていた記憶があります。

 

こうした中で、奨学金を肩代わりする企業が増えてきているそうです!

 

なぜ、こうした制度を企業が採用するようになったのか、

その背景を見ていきたいと思います。

前回のコラムのウズウズカレッジの特徴をまだ、

ご覧になっていない方は必ずチェックされてくださいね。

〈社長自身がお金で苦労した経験がある〉

 

では、奨学金返済制度を導入したIT企業「Spelldata」の、

竹洞陽一郎社長のお話を見ていきたいと思います。

 

社長は毎日新聞の新聞奨学生は1年間だけで、

残りの3年間は他のバイトをしていたそう。

大学時代に遊んだり、旅行したりした思い出もないほど、

学業とバイトの日々だったそうです。

 

そんな経験もあり、奨学金やアルバイトで学費と

生活費を賄ってきた学生の支援を考えてきたといいます。

 

〈「肩代わり返済」制度を導入した理由は?〉

 

そこにはIT企業ならではの背景もあるようです。

 

IT企業では一人前になるのに10年かかる世界だと言われます。

新人がスキルの向上と仕事に集中するために、

奨学金の返済がなくなれば、

より落ち着いて取り組める環境が整います。

 

また、新卒や第二新卒の割合を増やしたいと

言った理由もあるそうです。

 

IT人材不足で採用が競争化されていく中、ITの専門家を育成し、

定着してもらえる体制を推進していくといいます。

〈今、奨学金返済の支援が注目されている理由とは?〉

 

学生側、企業側から見て様々な要素があります。

まずは学生側からその理由を見ていきたいと思います。

 

・奨学金利用者が増えている

 

1996年の利用者は大学生の5%。しかし、2016年には約50%にまで増加しています。

なんと2人に1人は利用しているんです。

奨学金を利用する際の制限が緩やかになっており、

利用しやすくなっていることが考えられます。

 

・返済が必要となる奨学金が9割

 

奨学金には大きく2つの種類がありまり、返済義務のない給付型と、

返済が必要となる貸与型です。

 

貸与型だと、就職後の返済が必須となります。返済が滞ると滞納金の5%が遅延金として

上乗せされてしまうんですね。滞納が続くと、ブラックリストに登録されてしまい、

ローンが組めなかったり、クレジットカードが

作れないなど社会生活に支障が出てきてしまいます。

 

・学費の高騰などによる返済困難な実情

 

奨学金を借りても返せずに、自己破産にまで陥ってしまうケースも増えてきています。その理由として、学費の高騰と、有利子奨学金の激増の2つが挙げられます。

 

それでは企業側からの理由も見ていきましょう。

 

・奨学金を肩代わりする制度によって学生を集められるようになっている

 

会社説明会でも満席が続いたりしているようです。それだけ、学生の奨学金返済制度への意識が強いようです。

 

・離職率低下につながる

 

社員のモチベーション向上につながり、離職率低下となっている。

社員も自分達のことを思ってくれていると考えると、

会社へと貢献するモチベーションが上がりますよね。

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